【対談】きずな出版編集長 小寺裕樹さん

出版社編集長にとって”おうえん”とは?

高田
高田
こんにちは!おうえんフェス代表のやすしです。
今日はおうえんフェスにご賛同いただいているスペシャルなゲストにお越しいただきました。
きずな出版の編集長の小寺さんです。よろしくお願いします!(拍手)
お願いします。
小寺編集長
小寺編集長
高田
高田
今回小寺さんには、クラウドファンディングにご支援いただきました。ありがとうございます。

素晴らしい活動だと思ったので。
小寺編集長
小寺編集長
高田
高田
ありがとうございます!私たちおうえんフェス、おうえんLIFEは、色々な応援活動をしているんですけど、小寺さんにとって“おうえん”って何ですか?
深い質問ですね(笑)。でも考えてみると、僕は普段から応援をしているなと思います。なんでかというと僕は編集者なので、単純に言うと、著者を応援しています。あとはそこからもっと広がって、本という媒体を通して、読者を応援しているという感じもありますね。なので僕が本づくりをするときいつも意識しているのは、ネガティブな影響を与えるのではなくて、読者にポジティブな影響を与えるものを作りたいということです。一歩踏み出すきっかけになるような。
小寺編集長
小寺編集長
高田
高田
なるほど。では、小寺さんにとっての“おうえん”は、例えば“一歩踏み出すきっかけを与える”というようなことですか?
そこの導線を作るということですね。
小寺編集長
小寺編集長

編集の仕事は、著者のメッセージを必要な人に届けること

高田
高田
そもそもなんですけど、小寺さんはなぜ編集という道に入ったんですか?
たまたまなんですよ。出版業界に僕、10年近くいるんですけど、もともと本好きだったとか、すごい読書家であるとか、では全くなくて。たまたま縁あって出版業界に入って、最初は営業とかマーケティングとかをやってたんですけど、前の会社からきずな出版に移って、そこから編集者になったんですよね。なので編集者歴はほんとに5年半くらいなんですよ。
小寺編集長
小寺編集長
高田
高田
そういう人って他にいます?
結構珍しいパターンかもしれないです。
がっつり営業やマーケティングをしていて、ガラッと編集者に代わったというのはあんまりいないかもしれないですよね。でも今となってはそれが、強みとして生きているかなと思うんですよ。
たまたま縁あって、編集者やらないってきずな出版に入ったときに言われて、やり始めたらはまったという感じです。
小寺編集長
小寺編集長
高田
高田
編集の仕事は面白いですか?
面白いです。
本は、物として市場に投下されちゃうじゃないですか。明確にフィードバックが出ちゃうので、売れたか売れてないか、多くの人に届いているか届いていないかが、あからさまにわかるんですよ。
最近は書店さんのポスデータで、「今1冊売れた!」がリアルタイムで見れるじゃないですか。だから、全く売れていないとか、目に見えて数字でわかるんです。そうなるとヘコみますね。でも逆に、多くの人に届いたときや、本の中に挟んでいる読者ハガキでフィードバックが読者から来て、「すごく勇気になりました、ありがとうございましたとか」とお声をいただいたときは、ひとりの人を応援できたんだなって思うんですよ。それがね、僕の興奮ポイントなの。よっしゃみたいな。
小寺編集長
小寺編集長
高田
高田
良いもの作ったのに、売れない時はどんな感じですか?
もう、吐きそうになります。やっちまったなと。それは、著者が一生懸命良いコンテンツを書いてくれたんだけど、作り手側がミスったんですよ。届け手側が届けられなかったということなんで、超責任を感じます。発売日の前は、やっぱり未だに吐きそうになりますもん。全く売れなかったらヤバいな、みたいな。
小寺編集長
小寺編集長
高田
高田
多くの人は、どちらかというと自分を知ってもらいたいとか、自分が伝えたいメッセージがあるとかですよね。でも編集って、いろんなメッセージを応援していると思うんですよね。どのメッセージを伝えたいかは、何かこだわりとか、特にこういう人を応援したいとかあるんですか?
人によって言っていることが違うこともありますが、別にそこは僕のエゴを通すとかは全くなくて。この人の伝えたいメッセージは、多分こういう人に届くだろうなっていうのを懸け橋になってあげるというだけなんです。
小寺編集長
小寺編集長
高田
高田
懸け橋になる。
そうそう。だからスキャンダル本を作りたくないというのは道理としてあるものの、「こっちの著者とこっちの著者が全く真逆の事を言ってるから、こっちの著者としかやらない」ってことは意外と実はないんですよ。両方とやるし、それぞれによって届く人が違うってだけなんですよね。
小寺編集長
小寺編集長
高田
高田
へぇーなるほど。
届けるべき人に届く最適の形をデザインしてあげるのが編集者なんで。
小寺編集長
小寺編集長
高田
高田
カッコ良い。自分の主義主張が違うからこの人とはやらないとかはなくて、その人のメッセージを待ってる人がいるから、そこをいかに繋げていくか。それが応援なんですね
これが応援なんです。
小寺編集長
小寺編集長
高田
高田
カッコ良いですね。ありがとうございました。
小寺さんのような活動によって、多くの人が本当に応援されているんですね。著者さんだけじゃなくて、その本を読んでる人が一冊につき何万人とかいるわけですもんね。そういう人に影響力があるって、すごく良い応援活動だなと。小寺さんも”おうえん家”ですね!

運を落とさないために、仕事で心がけていることとは

高田
高田
普段活動していて、何か気を付けていること、大切にしていることはありますか?
仕事で大切にしている価値観とかに近いことかもしれないんですけど。
手を抜かないということですかね。シンプルになっちゃうんですけど。
例えば編集の仕事では、最後の最後のチェックを多少流してやったとしても、本はできるんですけど、最後手を抜くことによって何か運を落としてるって感じがするので、そこは絶対にしないと決めてますね。
小寺編集長
小寺編集長
高田
高田
あー耳が痛い(笑)
ラスト1時間、熱が38度くらいあったとしても、ここは頑張ろうと。
小寺編集長
小寺編集長
高田
高田
神は細部に宿るように、そういう小さな違いが大きな結果につながっていくと。
そうですね。
小寺編集長
小寺編集長
高田
高田
参考になります。皆さんもおうえん活動をするときは、手を抜かずにやってみてください!

出版したい人向けのアドバイスを伺った第2話は、おうえん家限定配信!

高田
高田
この後は引き続き、自分のメッセージを多くの人に届けていきたい!著者になりたい!という人に向けてのヒントをお伺いしますので、よろしくお願いします!
本日は、ありがとうございました!

 

この続きは、おうえん家登録してくださった方のみに公開しますので、
「見たい!」という方はぜひ、おうえん家にご登録ください!

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小寺編集長が、出版したい人へのアドバイスを語ってくださった第2話は
近日公開予定です!

 

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