【開催レポ】コミュニティ運営・チームビルディング〜オンラインビジネスマスター講座DAY6開催〜

8月3日(月)に開催された、オンラインビジネスマスター講座のDAY6。

これまでの学びやアウトプットをもとに、それぞれが関わるオンラインイベントのプロジェクトを、リーダーとして、また運営チームメンバーとして、進めていただいています。

DAY6では、
マイプロジェクトをやりきる!
できていること、強化したいことを明確にして仲間と完遂しよう!!
ということで、それぞれが進めるマイプロジェクトのブラッシュアップを中心に講座を行いました。

オンラインイベントマスター講座とは

「オンラインイベントマスター講座」とは、
オンライン・オフラインに関わらず、数人〜1000人規模のイベントやコミュニティをプロデュースしてきたおうえんフェスが、これまで蓄積してきた経験やノウハウをお届けする、オンラインイベントを本気でビジネスとして考える方のための講座です。

AmazonKindle5部門1位獲得「オンラインイベントの教科書」 共著者
・人を巻き込む企画構築のプロ 高田 洋平
・集客・営業・満足度を高める運営のプロ 大倉 昌子
・情報発信・コミュニティやチームビルディングのプロ 松井 創
3名の講師から学びながらイベントを実践し、学び自らのものにしていただくという、超実践型のプログラムとなっています。

前回からの振り返り(9〜10週目)

成果やコンテンツが生まれています

プロジェクトやコンテンツの構築、仲間の集め方、組み立て方などを学びながら、それぞれがご自身のビジネスを進めてこられています。

講座スタートから3ヶ月余りが過ぎ、新しいコンテンツや成果が生まれ、また今後の課題が見つかる方も出て来ています。

ここまで実践をしての、成果や感想の一部を紹介します。

・ティーチャブルの立ち上げをし、コンテンツを載せて既存のお客様に向けて販売を始めました。オンライン青森夏祭りでは体験ブースを担当し、今までの既存のお客さんがたくさん参加してくださった。継続していく中で、オンラインでもお客様がついて来てくださるんだと実感した。やりたいことに優先順位をつけてやっていきたい。
・想いを呼びかけたところ、共感してくださる方、私より熱い想いを持つ方が「一緒にやりたいと」集まってくれた。アイデアも頂いた。想いを伝えることで協力していただくことができ、企画書を作るきっかけにもなった。
・餅は餅屋。お互いが強にを持ち寄って100%にしていくということができた。再現性があるものにしていきたい。

オンラインでも、想いを伝え続けていくと言う行動をすることで、結果がついてくるのですね。

周りが飽きるほど、言い続けること、やり続けることで、届いていくし伝わっていくのですね。

DAY6の学び

マイプロジェクトの発表

前半は、OBMオリジナル、オンラインイベントプロジェクトシートに沿って、ご自身のプロジェクトの強みや弱み、できている部分と課題などを明確化する作業を行いました。

プロジェクトを進める上で、積み重ねるべき項目はたくさんあります。プロジェクトシートをパッとみたときの項目の多さに戸惑う方も少なくありません。
しかし、プロジェクトシートを完璧に埋めること以上に大事なことを教えていただきました。

松井
松井
バランスよくできていることが一番いいのですが、大事なのは、自分の得意分野と苦手なところを把握すること。
そして、誰と組めばいいのか、どこを強化したらいいのかが分かるということの方が大事です。
「自分の足らずを知る」ということができるということを重視しましょう。

さらに、高田さんからも目からウロコのコメントが。

高田
高田
みんな優秀そうすぎるんですよ。
「この人たちどうせ何とかなるんだろうな」という感じを溢れ出しすぎてる。

空白を作るとことで、やるべきこと、人に振るところが明確になる。
チームでどこを担えるか、ビジョンに対して誰が何をすべきなのかが明確になる。

自分の空白(弱み)を認めることは、ハードルを感じることかもしれませんが、明確に分かっておくことで実はプロジェクトを加速させたり、チームワークを生み出すことになるのですね。

 

応援マネジメント

後半は、コミュニティー運営やプロジェクト実行に向けての最後の講義。

まずは、プロジェクトやチームのマネジメントについて、高田さんが実践しているポイントを教えていただきました。

どのポイントにも共通していることが「主体性」と言うものでした。

高田さん曰く、

高田
高田
一人一人の主体性を大切にしながら、チームで成果を出す。

私たちがコントロールできるのは、自分自身の行動だけです。

どんなに準備をしたり話し方を工夫したとしても、相手の行動をコントロールすることはできず、どんなに強制したところで「やりたい」と言うモチベーションになるかは相手次第です。

逆に、相手が自ら動こうと思えた時、主体的な行動が生まれ、自発的にプロジェクトが進んでいきます。

そのような原則に沿った、「人を動かす」ための10のポイントを教えていただきました。
・・・と言いつつ、10プラスα、もう少しありました。

印象に残ったキーワードは、

主体的であるための、「ゆるさ」。
相手の主体性を引き出す関わり方のコツをシェアしていただきました。

自分1人の力だけで進めようとしないこと。
動き方は進め方の心地よさは一人一人違う
ということを聞いて、確かに自分のやり方という枠にとらわれているときは仲間を増やすのが難しく感じていたことを思い出しました。

失敗を許容するオープンな環境を作ること。
オープンであること、そしてフォローし合う環境になっていることで、各自が萎縮することなく強みを存分に発揮し合うことができるのです。

プロジェクトを進めようとすると、多くの場合は、自分の考えを如何にみんなに伝えて引っ張っていくかということばかりを考えがちではないでしょうか。
リーダー1人の考えよりも、メンバー一人一人の想いの方を尊重するということの大切さを教えていただきました。

想定外、リカバリー対応

松井さんのパートは、深い一言からスタートしました。

松井
松井
イベントはいきもとのである!

オンラインイベントに限らず、何事にもコントロールできない部分は必ずあります。

そんな中でも、如何に乗り切り、かつビジョンを達成していくかということを教えていただきました。

トラブルシミュレーション

まず必要なのは、トラブルが起きた時の混乱をできるだけ抑えられるよう、想定して準備をしておくことです。

どんな想定ができるか出し合ったところ、オンラインイベントに挑戦したり携わってきているメンバーだからこその事例がどんどん出て来ました。
例えば・・・

・イベント直前にツールのアップデートや仕様変更があり、用意していた資料などが使えなくなる。
・マイクが通じない。
・オンラインのイベント会場が落ちてしまう。
・参加者の名前が申し込みの名前と違う表示になっていて、イベントの進行がスムーズにできない。

オンラインイベントならではのトラブルがいろいろあり、これを出し合うだけでもかなり勉強になります。

今回出た解決方法については、3つの方面からの意見が出ていました。

まずは、準備のこと。
人員配置や、資料の共有、事前にどこまで伝えるか、どのように周知するかなどです。

次に、想定のこと。
どこまで想定しておくか。ここはこの講座でのやり取りのように、オンラインイベント経験者から体験談や意見を聞いておくことが役に立ちそうです。

最後に、考え方のこと。
トラブルが起きた時に、チームメンバーを信じきらず、対応を任せきらなかったことで、結局リーダーである自分が全部やってしまうことになった。という体験を教えていただきました。
そのあたり、チームとのコミュニケーションや、リーダーとして腹をくくる部分も大切なところなのだと分かりました。

トラブルが起きた時、忘れてはいけない視点

ただ、どんなに準備をしても、トラブルが起きるときは起きる。
そして、往往にしてあるのが、トラブル自体をなんとかしようとしてしまうことです。

けれど、大事なのは「対応法」ではない。と松井さんは言います。

大切なのは、そのイベントの目的が何かということです。
どうすれば目的が達成されるのかに注目して、力を注ぐことが大切なのです。

誰にとって、どんなゴールが必要なのか。
そのための最短距離は?

そう考えると、同じトラブルが起きても、イベントごとに対応は変わってくるはずです。
想像すると、目的に立ち返ると、冷静に考えることもできそうです。

松井
松井
トラブルに対しての鉄板の対応法があるのではなく、この視点が鉄板!

オンラインイベントに限らず大事なことを、教えていただきました。
何時も、目指すゴール・ビジョン・目的・目標・・・といった軸になる部分に立ち返りながら進めていくことが大事なのですね。

 

魅力的な人になるための極意(補講)

最後に、補講ということで、高田さんがリーダーとしての在り方について、講義してくださいました。

自分は、人に、何を与えることができるのか。

魅力的な人が関わる人に与えている5つのことを教えていただきました。

印象的だった2つを紹介します。

1つは、群居衝動
そこにいる、繋がっているという感覚を与えるということ。

もう一つは、好奇心
相手が欲しいと思っているものを如何に与えるか。
知りたいという状況を作って与える。

他にも衝撃的な項目もあったのですが、今回はすぐ使えそうな項目を。

参加者さんの感想や声をシェアしたり、
お客様のことをリサーチしたり、
そういうことも「与える」につながる行動ですね。

高田さんからは、質問を使いこなすというアイデアもありました。
相手のためになる質問をすることを意識することで、好奇心が生まれたり、相手が話したいことに沿って話を進めることができそうです。

なんと、魅力的な人になるために与えることは、物やお金やスキルがなくても与えることができるのですね。
読んでくださっているあなたも、関わる方に与えられることを是非考えてみてください。

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