おうえんフェス2019のステージに登壇していただくゲストの方々に、
おうえんフェスについての想いを伺っています。
今回は、
有限会社オフィス・フォーハウト 代表取締役
一般社団法人マザー・ニア 代表理事としてご活躍中の川上美保さんです。
【川上美保さんプロフィール】
娘３人を育てていく中で、働きながら子育てできる会社創りをめざし、20年前に起業。 自身の経験から、得意の営業のノウハウを分かりやすく伝える「セールスはママが最強な７つのワケ」を出版。さらに独自の営業経験とコミュニケーション術を伝える『ボンド塾』開校、各地で開催中。塾生は、250名を超える。
今回、どのような思いでおうえんフェスでのご登壇をお引き受けいただけたのでしょうか？
私は現在、働くお母さんたちをリアルに応援したいという想いで、マザー・ニアというママの支援団体を作り、活動しているんです。その中で、今回のおうえんフェスが「女性を応援する」というテーマでされているということで、「働く女性を応援する」というキーワードに繋がりを感じて、登壇を引き受けることにしました。
私自身の人生ビジョンが「子育てしながら、介護しながら働ける社会をつくりたい」というものなので、その観点で、様々な方とコミュニティを作りながら行っている活動内容から、何か皆さまのお役に立てるお話ができるのではないかと思っています。
川上さんは、女性が子育て・介護と仕事を両立していくには、何が必要だとお考えですか？
場づくりですね。例えば子育て中のお母さんであっても、子どもを言い訳にするのではなく、一緒に働くチームみんながお互いに自分の状況をシェアして、仕事面で不足のある部分は全員で補い合っていけるような場こそが必要だと思います。
家庭訪問があって早退したら、もちろんそのまま戻って来なくてもいい。でも、今は会社が忙しい時期だから終わり次第戻って来ようとか、今日は忙しいことを家族に話して了承を得たから残業できます、というように会社全体の状況を理解する、仲間を理解するという意識があれば、子育てや介護を優先しながら働くことができるのではないかなと思います。
私は今年母を亡くしているのですが、この会社で仕事をしていなかったら母と一緒にいられなかったと思います。会社のスタッフが協力をしてくれて、なおかつその働き方を理解してくれていたからこそ、母に対して後悔なく、満足以上の満足を得られたと思っています。
そういう会社を作るにあたり、苦労した点はありますか？
家族最優先、学校行事最優先でやってきて22年目になりますが、最初は非難も浴びました。「子育て優先の会社に仕事なんて出せない」「仕事を出しても子育て優先なら安心できない」などと言われることもありました。
確かに1人や少人数ではできないかもしれませんが、チームでサポートしあいながらやっていくことで、お客様や取引先に少しずつ安心していただけるようになったんです。
先ほどのお話にも出ましたが、お互いの状況をシェアして補い合える場、というものがとても大切であり、それを皆で守っていこう、という意識を社員のリーダーである大江が作り上げてくれたことも大きかったと思います。
そういう仲間に出会えるといいですよね。あげませんけれどね(笑)
おうえんフェスでは、様々なライフステージにある多くの女性にご来場いただき、働き方や生き方の多様性について、改めて考える機会にしていただきたいと思っています。
女性たちに向けて、当日トークライブで川上さんが１番伝えたいことは何ですか？
一番は、「女性が社会で働くための秘訣について」ですね。
人間には集団欲があって、集団の中で外されないようにと自分を抑えたり、逆に外す側になっていじめたり、そういうことありますよね。
できるだけそういう空気や雰囲気がなく、心がフラットな状態で仕事に取り組める、仲良く働ける、そんな場づくりや社会づくりをしたいなと思っています。
川上さんの会社・コミュニティのような場があるんだ、と知ることができるだけでも、これからの働き方を考えている女性にとっても応援になりそうですね！
当日が楽しみです！よろしくお願いします！
よろしくお願いします！皆さま、会場でお会いしましょう！
（聞き手：松井香子、文：西川薫、編集：向井雅代）
川上さんのお話が聞けるのは、
おうえんフェス2019 Bステージの「コミュニティリーダーズ・トークライブ」にて！
川上さんは、17:05～、
「女性が仕事で信頼を得るために大切なこと」をテーマにした回に登壇されます！
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別途、おうえんフェス2019渋谷ヒカリエ会場への入場チケットが必要です。
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